とよだの腹
続・水卜麻美最強説  ②  「ふたりの優子」
「マウンティング」 もしくは 「マウンティング女子」 なる言葉が流行っているそうである

マウンティングとは 動物が個体間の優位性を示す行為らしいがな
(サルなんかが 相手の上に乗って 俺の方が強いってやってるヤツらしい)
最近 女子の間でも 言葉でそんなことをやってるヤカラがおるそうな
(この前まで 沢尻エリカがTVでやっておった)


先日の 週刊ポストで 「女帝:木村優子にマウンティングするのは誰だ」 との記事が載っていた

  木村優子 そう 日テレのアナウンス部長である
  皆さんはお若いので 彼女がアナウンサーやキャスターだった頃のことを 知らぬかもしれぬ
  彼女は まさしく 女子アナ ではなく 女性アナウンサー であった
  先輩アナウンス部長 石川牧子も厳しかったらしいがな
  アナウンサーは タレントではなく社員であること 
  そして視聴者に 正確に情報を伝えることこそが第一義との考えを伝承していた
  
  その考え方が間違いだとは全く思わない
  そして彼女は 日本最老舗のキー局「日本テレビ」のアナウンス部長として
  責任と誇りを持って そして頑なにその信念を貫いて 出世街道を駆け登って行った
  「女帝」とまで 評されるのは その厳しさの所以であったろう
  もしくは マウンティング能力が底抜けに高かったのかもしれない 


ポストの記事は そんな木村優子が失脚・左遷されたと続く そしてそれは
       「ミト・シフト」 
・・・水卜麻美を新たなる王位につけるためではなかったかと推測している

  水卜が木村にマウンティングする   ・・・ それはないな

  木村優子は水卜麻美を嫌ってはいない いやそれどころか 買っていた と思う
  西尾や夏目や宮崎宣子のようなチャラさは嫌いだろうが 
  水卜には 若さゆえの邪気のないチャラさはあっても 
  根っこは運動部の部活キャプテンキャラなんでな
  上下関係も大事にしたろうし 一生懸命汗かきます のスタンスだからなぁ
  逆に好きなタイプではないか

  水卜は 木村にマウンティングする必要などまったくなかった

  前回も書いたが 水卜=有吉の天下獲りの戦略は 誰かと闘い 勝利し のし上がっていく 
  ではない
  誰からも嫌われず 気がつけばみんなが押し上げてくれている 形で天下をとることであるからだ
  後輩大好き 上下関係大切です の5年目の社員が 目上の大先輩にケンカを売る意味などない


木村の失脚は 「ドロドロ」の帰結だったのかもしれない

  前作「水卜麻美最強説」の冒頭は 日テレ女子アナの自殺の話から始めている
  そこから エース・エース候補生の大量離脱 巨大戦艦日テレの沈没の危機
  故に 本来なら日の目を見なかったであろう片隅の仔豚  水卜麻美 が 
  救世主として登場する姿を描いた

  木村が 頑なに信念を貫いたので ひとりの女性が死を選んだのか
  ひとりの女性の死が 頑なに社員を守る(タレント化の拒絶) に繋がったのか
  真実は知らぬ
  ただ 木村の「頑な」さがドロドロを引き起こし アンチ木村派を作って行ったことは推察される

  最初のうちは 権勢を誇る木村の圧勝であったろう
  しかし ある時 突然に現れた珠玉により 戦況は一変する
  その戦いは 「珠玉」 =水卜麻美を どちらが掌中に収めるかの戦いに変わって行った


    木村と対立する アンチ木村派は 社員である水卜を 
    「タレント枠」で 自局の看板番組にゲスト出演させる

    そして あろうことか  
    そこで 水卜は 恐るべき視聴率を叩き出してしまう

    そう もう 誰も この仔豚を止められなくなってしまった 

    それが 2014年上半期に起こった事実なのである 


 「珠玉」はアンチ木村派が獲った
 今回の人事は それだけの話であったのだろう


 ひとりの丸い女の子がニコニコ笑ったことにより 日テレを変え 
 TVの世界を変えていくのかもしれない



そう  ひとりの丸い女の子の笑顔は まず日テレを変えてしまった


だから 水卜が木村優子をマウンティングしたわけではない

  水卜は ただ 笑っていただけであった
  その 水卜の笑顔の破壊力が 大きな渦を作り 状況を動かし そして皮肉なことに
  水卜を拾い上げてくれた恩師 木村優子を 駆逐してしまったのである

  その 非情な結果が水卜にとって望ましいものだったのか
  それは まだ 誰にも分からない





  マウンティングにより 敵を蹴落とし その浮力によって のし上がる
  水卜麻美にとって その戦略は マイナスの作用しか生まない
  誰からも嫌われず 愛されることにより 押し上げられる
  有吉が水卜に授けたのは その戦略であったはずだ



  ただ そんな水卜が ただの一度だけマウンティングをした瞬間があった

  それは 木村優子にではない 「もうひとりの優子」 に 対して であった





水卜は 1987年生まれ  この世代の女優・タレントは 今 まさに「旬」である
( ’85~’88生 は 女優・女性タレントの黄金世代であるそうな )

列挙してみよう

’85 生  上戸彩 ・ 綾瀬はるか ・ 宮崎あおい ・ 加藤綾子
’86 生  石原さとみ ・ 北川景子 ・ 沢尻エリカ ・ 篠田麻理子
’87 生  長澤まさみ ・ 井上真央 ・ 本仮屋ユイカ ・ 水卜麻美
’88 生  堀北真希 ・ 新垣結衣 ・ 吉高由里子 ・ 大島優子

このブログでは ひとりの人物を 「世代を代表するエンターティナー」 として紹介している
この 黄金世代においても 戦場は若干違えど 格段のエネルギーを発散し続けている女

そう もうひとりの 「優子」 とは 大島優子である

  今 芸能界で もっとも有名な 「公開マウンティング」 は AKB総選挙であろう
  それを2度制覇し 敗れても2位 「大島優子 敗れてなお強し」を 強烈に印象付けている
  マウンティング界の大将である大島



話は 大島の卒業発表後の 初レギュラーMC 「ウーマン・オン・ザ・プラネット」(NTV)
5月3日放送分に さかのぼる

ここは 有吉の番組である
そこに太田プロの後輩である 大将・大島を 4月から相方として迎えている
さらに この回 ゲストに タレント枠で 水卜麻美を呼ぶ

もう 始まる前から いろんな思惑が入り乱れる 凄い回 になってしまっているのである

(有吉→大島)
有吉は 大島を買ってるしな (彼の主催する太田プロ総選挙の今年の1位) 
卒業して独り立ちした彼女を 何とかピンでも ものにしてやろうと思っているだろう
MCなら 先輩相方の水卜と絡ませれば何か得るものがあるかもしれぬ
(有吉→水卜)
あまりに人気が沸騰しているので ここで二人で一芝居して 思い上がっていないことを示さねば
反感を買ってしまう まだまだ 戦略の途中なのだ
(大島VS水卜)
畑は違うが 互いに同世代の NO.1 経験者である どんな化学反応が起きるのか
水卜MC 大島ゲスト なら楽なのだが 全く逆の立場で進行せねばならない
(有吉 ⇔ 大島・水卜)
今カノのところへ元カノが来たのか 愛人のところへ本妻が来たのか どうなるのか
(スタッフ→水卜)
木村から奪取するためにも ここで勝たせねばならぬ
(水卜→有吉・大島)
有吉の番組である 成功させねばならぬ また大島には有吉に馴染めるよう空気を教えねば

放送作家 スタッフが シナリオを書いているのかもしれぬ
しかし NO.1 が3人も揃っているのである そのシナリオをどう演じるかは「ウデ」である

冒頭 有吉が水卜に 「1位を取ってから天狗になった」 と挑発する
大島が それを水卜にふる 水卜は成長した 師匠に言い返す
「天狗はどっちだって話ですよ」  
100点のコントである
天狗になった瞬間に終わる それを互いに熟知し 常に確認し合っているであろう者同士の
見事な 夫婦漫才である


長くなってしまった 他にも見事な3人芸があったのだが ここではマウンティングの話であった

日テレの社員が 普段なら接待せねばならぬ大得意客(NO.1アイドル)に 接待されているという
奇妙な絵面なのである

水卜も そして この放送を観た誰もが 水卜が大島にマウンティングしたとは思ってないであろう

しかし ただ 一人 大島優子だけは 感じたのではないか


子役からこの世界にいる大島は 芸歴から言っても水卜の大先輩である
 大島は 幹の太い女である 腹も座っている 言葉にも力がある
 多少の事では 動じるところを見せない いや 見せたことはない

ただ この不思議な空気感の中 いついかなる時も決して臆したことがなかった大島が
初めて不安そうな表情になっていった

  有吉の発する毒を 相方MCは 上手にカバーしながら ゲストが絶命しないように
  ( TVショーとして成立するように ) 取り運ばなければならない
  ただ この日のゲスト 水卜は 大島の力を借りずに 有吉を全て打ち返していく
  まさしく 夫婦漫才 の域である
  水卜からしたら 大島に 有吉の操縦法を バレないように伝授していたのであろう
  しかし ラリーが激しすぎ 大島はどうしても入っていけない

番組終盤 ついに有吉の毒は AKBにも向けられる
あの 大島が 言葉に詰まる この空気感の中 どう対処すれば良いのか 明らかに混乱する

  水卜は そこで 自分が日テレの社員であることも 相手が芸能界の大先輩であることも 
  また ここでは自分はMCではなく ゲストであること も忘れ ついに 素になってしまう

  水卜麻美の素   そう 「年下が大好きなお姉さん」 である
  水卜の眼には 大島は 大先輩・数字を持ったNO.1アイドル ではなく 
  ふっと 1ヶ下の可愛い女の子に 見えてしまったのではないか


      1歳年下の 頑張っている 妹
      そんな妹を 守ってやらねばならない 



毒を吐き続ける有吉に対し 
水卜は 大島に言わせたかったであろう セリフ 「一緒に戦いましょう」 を 発し
大島の「ハイ 一緒に戦いましょう 頑張ります」を引き出し TVショーを成立させる


この時 大島は水卜に「姉」を見たのではないか



そして それを マウンティング というのなら 

その瞬間こそが 「水卜が大島にマウンティングした」 瞬間だったのである




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