とよだの腹
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2014今年のNO.1  「各部門賞」その3
6.食い物

 過去「セブンイレブンのおでん」「姉貴の作ったマリネ」を大賞にしてきたが
 この2品は殿堂入りとして 新しく大賞を定めていきたい


  人それぞれソールフードなるものがあろう 
  オイラのそれは 何と言っても ラーメン なのである


 そしてその中でも (九州の片田舎で育ったのでな)
 この精神と肉体を育んできたもの その象徴的な食い物こそ 豚骨ラーメン なのである

  受験で上京した およそ40年ほど前 
  我々同級生は 受験そっちのけで 修学旅行状態となり東京を遊び歩いていた
  明日を試験日に控えたある日 我々は無論ソールフードを求めて街を徘徊した
  そこで発見した「ラーメン屋」なる暖簾
  我々は迷わずその店に突入し「中華そば」なるメニューを注文した

  だが 運ばれてきた丼を見て我々は驚愕する
  そこには見たこともない 異星の食い物が鎮座していた
  恐る恐るレンゲで一口すすって 我々は確信した

  「これはラーメンぢゃ ねぇ!」

  では 怒って席を立って店を出たのか    ・・・そんなことはない
  では 店主に抗議を申し出たのか      ・・・そんなこともない
  我々は無言で その異星の食物をたいらげ
  そして代金を支払うやいなや 逃げるように店を出た

  ・・・そう 我々は腹が減っていたのだ

  腹を減らした若者にとって 目の前に出された食物は たとえそれが異星の食物であっても
  食い尽くす以外の選択肢はなかった

  店を出て 角を回って初めて一人が口を開く
  「あれは ソバ だな」
  我々は唇を噛み締め うなずきあった

  そう すべての東京都民を敵に回そうが 我々は断じてあの食い物をラーメンとは認めない
  ラーメンとは豚骨であり 床が脂ぎっているような 下品な食い物でなければならない


 今思えば 美味しい東京風醤油ラーメンなんだがな
 許容力のないガキどもに そんな道理が通るはずもない
 ( 今はたまに 美味しい と思って頂いてますよ )

 翌日の試験がどうであったか 記憶に定かではない 
 が みんな どっかに受かったのだろう 上京の道を選ぶ
 そんな我々の心の拠り所 それが 新宿東口にあった「桂花ラーメン」である

 正直 熊本にいる時 桂花は我々のメインの店ではなかった
 頭一つ抜けた「高級ラーメン」であったからだ (何十円か高かった)
 桂花は ハレの日 しか食わなかった

 でも 東京で桂花が頑張ってくれていたことが 
 熊本出身者にどれほどの安心感・勇気を与えてくれていたか
 多くの熊本県民に同意いただけると思う事実である


 その後 オイラは全国全都道府県を巡る人生を歩む
 それぞれの土地に それぞれのラーメンがあり
 その土地の風景・人情と相まって それぞれにとっても美味しかった

 しかし ラーメンは変節する 

 その土地土地の卑近な食い物であったはずのラーメンは
 多くの野心ある若者たちの手によって 進化を始めてしまう

 あえて 反発覚悟で述べさせていただく

 ラーメンの原点は「下品な味」でなければならない

 上品なメインディッシュと化した 今の新しいラーメン群を
 オイラはラーメンとして評価はしない
 キミたちが創り出したものは 新しい食文化 である


 オイラが評価する「ラーメン」は あくまで「下品な味」を原点とするものである

 ラーメンは決してオシャレな食い物であってはならぬ


 (いやホープ軒とか山岡屋とか高知の鍋焼きラーメンとかは ぶっ飛んだがな) 


 そんな中 今年は 久しぶりに 素敵なラーメン屋さんに出会った

 丸源ラーメン

 盟友Kの勧めで入った丸源ラーメンのスープを飲んだ瞬間 おおっ と思ったのであるよ
 オシャレではない 下品な味であった

 (申し訳ない 3種の醤油を調合した 繊細な味なのであろう
  ただ そのベースに溢れる ラーメンの原点 「下品な味」に感銘を受けたのである)

 ここに 今年の準大賞を捧げる


 ・・・ん?  ここまで長文を費やして 大賞じゃないのか って?

 すまない 年末に新橋で食った ヨシダの握ったスシ が美味くってなぁ

  吉田は なかなか腕を持った青年である
 
  初めて入った店であったが 常連さんともすぐに仲良くなって 楽しく寿司を味あわせていただいた

  「ネタを変えて 10巻握ってくれ 美味くないと思った時点でストップをかける」
  と 挑発したら 乗ってきやがった

  10巻とも 見事に美味かった

  「恐れ入った 美味い!」

  そして 吉田と 常連客の方と 一緒に行ったN社の兄ちゃんに言った

  「絶対 久兵衛より美味いぞ」

  へ・・・?  

  言ったは良いが 我々は顔を見合わせた  ・・・ん?

  誰も久兵衛の寿司なぞ食ったヤツなどおらんかった (無論オイラもである)
  (つまり・・・三ツ星とか値段とか関係ないってことである)

  無責任な発言をしてすまなかった
  お詫びに 吉田君 キミに今年の大賞を贈ることにする

 
 
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