とよだの腹
甲子園予想 反省会 2017春
いやいや 今年は当たったなぁ よしよし

それでは春の選抜予想を振り返ってみよう
まず BEST16から (青太字的中)

至学館・履正社・熊本工・盛岡大付・報徳学園・前橋育英・福岡大大濠・滋賀学園
健大高崎・福井工大福井・秀岳館・作新学院・神戸国際大付・早実・静岡・大阪桐蔭

ほぅ なんと13校的中 (3点×13校=39点)
やっぱり熊本工業は智弁には敵わなかったが まぁしょうがない
大物対決で迷った履正社(vs日大三)早実(VS 明徳)を当てたのは褒めてほしい

続いて BEST 8

履正社・熊本工・報徳学園・福岡大大濠・福井工大福井・秀岳館・早実・大阪桐蔭

早実があっけなく負けちまいやがった 清宮は持ってるか持ってないか分からん兄ちゃんだなぁ
まぁ それにしても8校中5校的中 (3点×5校=15点) 大したものである
もうここで54点か あと2つ当てれば60点に達する

BEST 4

履正社・福岡大大濠・秀岳館・早実

秀岳館は強くなったなぁ これで連続3期ベスト4か 熊本県民はどう思っているんだろう
他県出身者の外人部隊ばっかりと批判されていたが そりゃ違うと思う
彼らは中学は違っても 高校は 八代で生活し 八代で練習して ここまで来たんだ
稀勢の里だって生まれは違うのに「牛久出身」と言ってるじゃないか
秀岳館も堂々たる熊本県代表である

おっ ここで60点達成 (3点×2校=6点) 初めて目標達成した

決勝進出

履正社・早実

(3点×1校=3点)

ご存知のように決勝は履正社と大阪桐蔭になった 大阪強いなぁ
PLの廃部は寂しいが 彼らがちゃんと継いでくれてるんだなぁ

優勝

履正社 (→ハズレ)

大阪桐蔭 お見事!


結果 63点  なかなか大したものだ こりゃ夏の大会も期待してもらっていいな
あ 闇の世界の兄ちゃんたち 寄ってくるなよ  だってな・・・怖いっ!


甲子園を予想する 2017春
ずいぶんとご無沙汰しておった
いや IPADの日本語入力と相性が悪くってなぁ ZENPADとも合わず ARROWSに切り替えたのだよ

そうこうしてるうちに 甲子園が始まるではないか いかんいかん
恒例行事である予想大会をやっておかねば

ルールを説明する
1.BEST16 各3点(計48点)
2.BEST 8  各3点(計24点)
3.BEST 4 各3点(計12点)
4.決勝進出 各3点(計6点)
5.優勝    10点      

合計100点 目標60点

もう組合せは発表されておるのでな かなり予想はやりやすいんだが
今年は一回戦から大物同士の対戦が多いな まぁよかろう
あ 予想の前に恒例の「おことわり事項」を2点

1.オイラ 全都道府県をリスペクトしておる よって都道府県の好き嫌いで予想しているわけではない
  自分の県の高校が低い予想でも怒らんでくれ 単なる遊びだ
  ( とは言いながら世話になった県には えこ贔屓している 大きな心で見逃してほしい )
2.この予想をもとにトトカルチョなどするな キミたちがなんぼ負けようが責任なんぞとれん
  また闇の世界のお兄様たちともお近づきになる気なぞない 恐かろうが
  なにより 何回やっても全く当たらん

それでは始める

1.BEST16

至学館・履正社・熊本工・盛岡大付・報徳学園・前橋育英・福岡大大濠・滋賀学園
健大高崎・福井工大福井・秀岳館・作新学院・神戸国際大付・早実・静岡・大阪桐蔭


履正社と日大三はもったいないなぁ 両方ともいい選手がいるらしいんでな
熊本工が智弁に勝てるとも思えんが なんせ出身県だ 許せ
早実と明徳も惜しいなぁ まぁ清宮が残った方が盛り上がるだろう

2.BEST8

履正社・熊本工・報徳学園・福岡大大濠・福井工大福井・秀岳館・早実・大阪桐蔭

あぁ また熊本工と秀岳館の2校残してしまった
福井はよく知らんが部員数が一番多いらしいんでな まぁ強い選手もいるだろう

3.BEST4

履正社・福岡大大濠・秀岳館・早実

4.決勝進出

履正社・早実

5.優勝

履正社


早実を決勝まで残して 負けさせて 夏にリベンジさせる ってぇのが一番視聴率稼げるんじゃないか
ただ東京は日大三も強いしなぁ
まぁよかろう 所詮いい加減な予想である 
オッサンとしてはWBCに続いて盛り上がってくれさえすれば楽しめるだけである

どうだっ!
 

読書  「蜜蜂と遠雷」
恩田陸が ようやっと直木賞を取った 
良かったなぁ と思う

このオバちゃん なかなか「腕」をもっておってな
(いや失礼 彼女はオイラより若い女性であった オバちゃんはないな)
非常に文章力のある作家さんである

蜜蜂と遠雷

  「蜜蜂と遠雷」 恩田陸 著  幻冬舎


直木賞の選考委員は 浅田次郎や宮部みゆきがやっておるんでな
まぁ ちゃんと「読める」方々がやっているので 順当な結果であったろう


皆さんにも お奨めするぞ
読んで損しない傑作である 
まぁ長編なので疲れるがな ず~っと読み続けていいな と思わせる居心地の良い小説であった
間違いなく 恩田陸の代表作のひとつになると思う


・・・と 偉そうに書いているが 実はそんなに恩田作品を読んでいるわけではない

「夜のピクニック」が本屋大賞を取ったんで そこで初めて恩田作品に触れた
老若男女 誰に薦めても 嫌がられないであろう さわやかな本でな
そこを皮切りに 何冊か読んだ

その何冊か の中に デビュー作の「六番目の小夜子」があってな
この人は「導入」が上手いなぁ と感心した
「導入」という表現が分かりにくければ「設定」と言おうか 実に設定が上手い

ただ・・・
ここからは恩田陸ファンに怒られそうだが 素人の一読者の戯れ言と読み飛ばしてほしいのだが
初期の作品には重大な弱点が見えてしょうがなかった
「重大な弱点」?・・・ そう あれだけ素晴らしいストーリー展開をしながら
「伏線の回収」が 実にへたくそなのである

あれだけ 素敵な伏線を張り巡らせておいて この終わり方はなかろう と残念になるのだ
なんで ひとつひとつ 伏線を回収していってくれんのか 回収しない伏線はもはや伏線ではない
ここらへんが宮部みゆきとの違いである

  いや 宮部作品の中にも あえて伏線を回収していないものがある
  ベスト オブ ミステリー の「火車」である

  (ネタバレ失礼)
  火車の中で 主人公(犯人)が登場するのは 長編の最後の数ページである
  みんなが主人公を追っているのに 500ページ以上主人公は出て来ない
  
  最後に出てきたんなら 回収してるやん ともいえるが
  ついにぞ主人公は ひと言も肉声を発せず終わるのだ 主人公が真犯人かどうかすら確定していない
  しかし 読み終えて その余韻に震えるのだ 
  あぁこんな終わり方もあるのか いや これ以上の終わり方はない と見事に完結させている

しかし 恩田にはこんな芸当はできていなかった



「蜜蜂と遠雷」 を 読み進めながら 最後の方になると それだけが気になった
あぁ この人は淡々と物語を終えていくんだろうなぁ いや その淡々こそが この人の味なのかもしらん

淡々と この物語が閉まっても この心地よい世界に浸れただけで 素晴らしい傑作であろう
伏線と回収 それだけが素敵な物語ではない


   物語が終わった






そして 最後のページ そこに「文章」はなかった・・・  なかったが

その最後の1ページだけで この長い物語の伏線がすべて回収してあった



   見事だ!

オイラ 打ち震えながら 本を閉じた 
2016 今年のNo.1 ⑧ 「言葉大賞」 後段
さて そんな凄いお方の凄い言葉の後に 大賞を発表する

うって変わって それは誰も知らない田舎の普通のオバちゃんの言葉である

「うん 今ね  みんなで料理大会をやってるの 」

なんだ? とよだ オマエおかしくなったのか
なんでこんな普通の言葉 竹内さんの言葉の上に置く?

すまん さらに皆さんを落胆させることを書く
これは我が実姉の言葉である
身内びいき この上ないな

状況を説明する

オイラの出身は熊本である 大学で上京するまで ここで生まれ青春時代を過ごした
両親はすでに他界し 姉貴の一家だけがいる

姉貴は還暦を迎え 先般 退職した
その退職金をもとに マンションを買ってな そのマンションがやっと完成したらしく引っ越したばかりだった

そして 4月14日 を迎える
もう忘れ去られた方も多かろう 熊本大地震である
姉の旧居は 熊本市の東端 今回最も被害の大きかった 益城町の隣である
旧居より数キロ 市の中心部よりに住まいを変えていたんでな それは幸運であったのだが
ただ マンションの最上階を買っておってな それは揺れたらしい

電話をしたら なんとか生きておった
「家ん中 メチャクチャになっちゃった まぁ明日から片付けるわ」
平常心を失わない女である
ひとまず安心した

そして 皆さんもご記憶にあろう
本震と誰もが思っていたそれは前震であり その前震以上の「本震」が熊本を直下したのだ

やっと電話が繋がった時 姉はマンションを出て近所の中学校に避難していた
「本当に怖かったのよぉ〜」
いつも ニコニコしかしていない姉が 初めて恐怖を口にしていた
今回の地震は今までとパターンが違う またいつ 今回以上の揺れが来るか誰もわからない

子供達は他県に出て 兄(旦那)もまた他県で働いている
避難所といっても引っ越したばかりである コミュニティーが出来ているわけではない
ひとりで震えているであろう姉との兄弟の会話は一点だけであった
「とにかく 生き延びよう それだけを考えてくれ」

姉は とにかく人気のある女であった
太陽みたいにニコニコして 周りには多くの人々が集まってくる
退職前はエリート達が集まる職場のお偉いさんをしていた
さして能力があるわけではない ただニコニコしている
でも不思議に 姉が困っていると 優秀なエリートたちがさっと集まってきて姉を助けてくれるそうだ
年齢を重ねるにつけ 姉は押し上げられるように 上へ上がっていった
姉の能力に関係なく 姉の部署は業績を上げていったからだ 周りの方々が働きやすかったんだろうなぁ

太陽みたいな人だ

弟の身が姉を褒めるのは気味が悪かろう すまん ただ素直にそう思う
偉くなろうが偉ぶった姿を見たことがない リーダーシップを発揮するわけではない

姉のことを「善の塊」と揶揄することがある 「悪」のカケラもない
人間なんて「善」と「悪」のバランスがあって 初めて その人間の幅や深みになると思うんだが
「善」のパワーが強すぎてなぁ
周囲の方々は居心地が良かったんだろうなぁ


長々と身内褒めの駄文を書いて申し訳ない
本論に入る


新興住宅が多い 政令指定都市の街中の中学校である
コミュニティーができているとは思えない あったとしても中学のPTAくらいだ
避難所に馴染めず 車中泊をしエコノミー症候群で亡くなった方のニュースも散見した

そんな中に一人で避難しに行った姉のことが心配でならなかった
連絡を入れた

そこで 先述の言葉と出会う
ワイワイガヤガヤと 賑やかそうな周囲の声の中で 姉の発した言葉
「うん 今ね みんなで料理大会をやってるの 」
である

聞けば やっぱり姉の周りに 見知らぬ方々がたくさん集まってくれたそうである
避難所は中学校 そこで女性陣でサバイバルのため学校内を探索に出かけたらしい
「家庭科教室を発見してね」 姉は嬉しそうに話す 使えそうだと意見が一致する
主婦たちは 各々自宅に一旦戻り 使えそうな食材を持ち寄って まずは「おにぎり」の製作から始めた
「若い人たちは飯盒炊飯ってやったことないそうでね 教えてあげたの キャンプやっててよかった」
おにぎりを大量に作った 翌日のために余ったヤツは保存した ところが
「市役所の人が来てねぇ 食中毒の恐れがあるって捨てちゃうのよ」と 姉は立腹する
姉は前面に立って阻止しようとしたが廃棄されたらしい そりゃそうだろ

ただ その廃棄が 避難所の方々を逆に結束させたようだ
女性陣だけでなく 数百人の避難者の方々がみんなで 料理大会をやったのだ
それはキャンプやBBQ大会のように盛り上がっておってな

何という生命力 いや 姉の太陽力

その避難所は 一人の病気者も出さず数週間後に解散した
「凄いリーダー力やったね」と言うと
「なんも 私はリーダーなんてやれる器じゃない みんなのお手伝い係やったんよ みんなが凄いんよ」
と 素の返事をする そうだろうなぁ 姉の目にはそう映ってるんだろうなぁ
「嬉しかったんはねぇ‥」姉が続ける
「解散式の後 帰宅される前に沢山のご家族が私に握手を求めてくれてねぇ 同志感よねぇ」

号令をかけたり リーダーシップを発揮するだけが本当のリーダーじゃないよ
太陽のように みんなを照らして暖めて 絶望から引っ張り上げたんよ
その握手はねぇ 少し前まで見知らぬ赤の他人だった人たちからの 太陽さんへの 感謝のシルシだよ
「ふぅ〜 アンタは人を褒めるのが上手いねぇ」


多くの震災死・震災関連死の方が 出てきてしまう 大地震
そんな不安と恐怖と絶望の最中 一人ひとりの全人格が浮かび上がるであろう究極の瞬間に
周囲の歓談や笑い声とともに聞いた姉貴の「料理大会やってるの」
弟はその瞬間に 姉が太陽力を発揮している状況が目に浮かんだ

あんたは凄い 本当に凄い女だ

生き延びよう と弟と約束してくれた姉は 周囲の何百人の生命も守ったのかもしれない
姉がこの世に生を受けた理由は この数日間のためだったのも知れない
そして 姉はそんなこと 全然思いもせずに明日からも生きていくんだろうなぁ


今年の言葉大賞
この 田舎の普通のおばちゃんが言った 普通の言葉にさせていただく
弟は ビックリして そして感動したのですよ



2016 今年のNo.1 ⑦ 「言葉大賞」 前段
このブログを開設してから丸6年
この「今年のNo.1」は 毎年の恒例作業にしている

何故か?
それはなぁ このブログがオッサンのボケ防止用の「日記」であるからだ
文章を考えるのって 脳みその機能保持に有効なんでなぁ
快眠・快食・快便 それに身体を動かすこと 物事を考えることって 健康にすこぶるよろしい
それを実感しておるのだよ

まぁ 年齢を重ねるごとに物忘れが多くなるってみなさん経験することだが
物忘れしてもいいように こうやって記録しておくのだ

ヒトの「言葉」が好きである
ワクワクするんでなぁ ワクワクこそが人生の醍醐味であるよ

だから この言葉大賞こそが 一年で最も大切にしているページなのである

毎年 その年に感動したたくさんの言葉を列挙し
その中から特に感動した言葉を大賞にしてきた

ただ ただ この自堕落な性格と 脳の劣化によって とんでもない事態が発生した
2月にも入って 去年の言葉なんて思い出せるかいっ! って大失態である
あぁ やはり年内に仕上げるべきだった




故に今年はたくさんは書かない
準大賞と大賞の二つだけにする
(2017年は年内に仕上げよう と猛省しておる)


まずは 準大賞から


現在の日本において 文章の美しさにおいて 一頭地 抜け出している感のあるお方がおられる
読売新聞 編集手帳の 竹内政明氏である

オイラにとって(まだまだ未熟な人生経験上ではあるが) 日本最高の文章家は 今は亡き深代惇郎氏である
深代惇郎って言ってもピンと来ないか
このブログでは 2014.11.26 付 「天人 深代惇郎と新聞の時代」で書いているが
その昔 朝日新聞の天声人語を書いておられた方である

そのブログの中で 深代惇郎に肉薄できるのは竹内政明だけで   しかし肉薄はできても越すことはできぬ
と 生意気・失礼にも竹内氏を評している

そんな竹内氏の編集手帳で 「あぁ この方は深代惇郎氏の背中にタッチされた」と心が震えた文があった

相模原の障害者施設で とんでもない馬鹿野郎が大量殺人をした事件についてである
一部 抜き書きする


思い出す五行歌がある。
  百メートル
  九秒台
  一歩
  三十分
  どちらが凄い

◆1歩を30分かけて歩く人が作者自身かどうか分からない。
身体の障害であれ、知的な障害であれ、健常者には何でもない作業一つにも神経を張りつめ、
全身全霊をこめてとり組む姿が人々の心を打つ。
言葉は話せず、泣き声だけを発するという知的障害のお嬢さんが成人式を迎え、その感慨を語る父親の投書を見て
「倍の四十年ほどの重さがある歳月を生きてきた娘は、親の私たちの誇りである」と。
男よ、聴くがいい。誇りである、と。
◆「障害者なんて、いなくなればいいと思った」。逮捕された26歳はそう供述しているという。
ふざけるな、ふざけるな・・・と、幾度も同じ言葉を胸につぶやきながら、この稿を書いている。


~後略~


読売新聞 2016.07.27 編集手帳より抜粋  筆者は竹内政明氏である

  < 読売新聞さん 著作権違反と怒らんでくれ 承諾なしに掲載してすまん
    お詫びに 竹内氏と池上彰氏の最新の共著 「書く力 私たちはこうして文章を書いた」 も宣伝しておく
    この本にも この編集手帳の文が載っている ぞ
    あれっ この本 朝日新聞出版じゃないか 読売新聞さん 重ねてすまんっ! >




いつも冷静沈着に整然と文章を連ねられる竹内氏が これほどに文章を荒げられるのを初めて見た
あの どうしょうもない怒り やるせない怒りを 竹内氏が荒げた文章で書いてくださったことに
心が震えた
綺麗な文章だけが人を動かすのではない
人を動かすのは 心からの叫びの言葉であるということを再度思い知った

やはり この方は現存される執筆者としては 稀代の 最高峰の方である
いや エッセイや随想などで言葉を荒げる方はおられるよ
でもな 世界最大の発行部数の新聞の朝刊の「一面」で それを書かれるのであるよ
それは とっても凄いこと なんだよ


準大賞で疲れてしまった
実は 大賞には これ以上のドラマチックな言葉がある 項を改めたい

男よ、聴くがいい!・・・  ふざけるな、ふざけるな・・・

あの冷静な 稀代の明文家 竹内政明が 朝刊の一面で初めて言葉を荒げた 心の叫び
この項は その余韻に浸りながら終わりたい









2016 今年のNo.1 ⑥ 「各部門賞」その5
お笑い芸人編で部門賞は終わると言っておったが 忘れておった
あと 2部門追加する

いや 早く 最後の「言葉大賞」まで書きたいのだ
昨年末に完了させねばならなかった このシリーズ 年を開けて もう2月になってしまっておる
いつまで2016年をひきずっておるのだ 今年もあと11ヶ月で終わってしまうではないか
そういう自責の念を ひとり勝手に思いながら レイクタウンの フードコートでしたためて参りたい

< CM 部門 >

今年 完全に敗北を感じたのが Amazonプライム のCMであった

ハッキリ言う アマゾンは好きではない
アマゾンよりは楽天がマシであり Kindleよりは KOBOやhontoが好きである
おまけに このCM 赤ん坊と犬 という 定番中の定番のネタで来やがった
そんなのに乗せられてどうする

ただ 参った あまりに素敵なのである
出産院から自宅に戻ってきた夫婦と赤ん坊 家族の一員として挨拶しようと寄ってきた犬
犬を見て大泣きする赤ん坊 切なそうな顔をして立ち去る犬
ライオンのぬいぐるみに大喜びする赤ん坊 それを遠くから見る犬 気づく父親
amazonで何か発注する
その夜送られてきた たてがみ
それを身にまとい 再び赤ん坊の前におずおずと近ずく犬
不安そうな犬 凝視する赤ん坊
そして 次の瞬間 赤ん坊の小さな手が 犬に触れようと伸ばされる

まぁ あざとい
あれは ウケざるを得ないCMだ 準大賞にする


そんな あざといCMに対して 心からの拍手を送りたくなったのが 今年の大賞である

赤城乳業 ガリガリ君 値上げ編

値上げを拒み ギリギリまで値上げしなかったガリガリ君

赤城乳業の本社前に並ぶ 社長はじめ社員の方々
そこに 高田渡の歌が流れる

♪ 値上げは ぜんぜん考えぬ
年内 値上げは考えぬ
当分 値上げはありえない
極力 値上げはおさえたい
今のところ
値上げはみおくりたい
すぐに 値上げを認めない

値上げがある
としても今ではない
なるべく値上げはさけたい
値上げせざるを得ないという
声もあるが
値上げするかどうかは
検討中である
値上げもさけられない
かもしれないが
まだまだ時期が早すぎる

値上げの時期は考えたい
値上げを認めたわけではない
すぐに値上げはしたくない
値上げには消極的であるが
年内 値上げもやむを得ぬ
近く 値上げもやむを得ぬ
値上げもやむを得ぬ
値上げにふみきろう


          「値上げ」 歌:高田渡  詞:有馬敲



そしてCMの最後 社長さん以下全社員が深々と頭を下げられるのである
思わず胸が熱くなってな 翌日ガリガリ君を買ってしまったではないか

この動画がアップされるとな 全世界から感動のコメントが寄せられたそうである
これぞ 日本の製造業 「思い」を持った会社である
Amazonの対極にあるこのCMに今年の大賞を捧げる




< 言葉の使い手 部門 >



忘れておった 毎年この部門を記しておった

去年までは四天王としていたが 今年は抜け出した感のあるお二人にW受賞していただく

「マツコ・デラックス」「夏井いつき」

このお二人の言葉を聞いていると 日本人に生まれた喜びすら感じてしまう

実に深い
そして
実に見事である!


2016 今年のNo.1 ⑤ 「各部門賞」その4
< 映画 部門 >

映画部門と言ったってなぁ 今年は2本しか見てない
「シン・ゴジラ」「君の名は。」である

両方とも No.1に相応しい 良作であった
オイラの 映画に期待するものの基準のひとつに「ポスト宮崎駿」というのがあってな
あのオッサン 凄いだろうが 彼の紡ぎ出す世界観に畏敬の念を覚えるのであるよ
彼には勝てん (いや オイラが競ってどうする?って話だが)

先日だって 日テレで ジブリの再放送やってたが 千と千尋 18.5%だって
8回目の再放送だぞ キムタクの新作より高いんだ なんてこっだ である

その意味で この2作品 庵野秀明と新海誠
お二人とも違うルートで 巨峰 宮崎駿の頂に迫っておられる 素晴らしい

もう あとは どっちで より「ワクワク」したか で測るしかない
決めた

「シン・ゴジラ」

すまん オイラ 初代ゴジラ世代なのだ
幼心で ゴジラに出会って ぶっ飛んだ記憶が抜けんのだ あのゴジラより素敵であったのでな


<お笑い芸人 部門>

部門賞の最後に お笑い芸人を取り上げてみたい

彼ら・彼女らは 実に頭が良い
異論はあろうが 現在の日本の庶民のオピニオンリーダーというか 潜在意識下に影響を与えているヤツら
それは彼らの言動ではないか と思っている

頭の良さ で パッと思いつくのは 宇治原
ただ 今年は とんでもない伏兵が現れたしなぁ カズ・レーザー こいつ ただのバッタもんではない
彼を見てると 「読書」の力の偉大さを感じる 彼の知識の源泉は莫大な読書量である
若い皆さん 読書の力を侮ってはならんよ 又吉にしても若林にしても 読書の力が彼らを作り上げている

大御所は論ずまい
たけし・タモリ・さんま と言ったBIG3は もう日本の代表選手だし
その下のアラフィフ世代 ダウンタウン・ウンナン・とんねるず・爆笑 も
そのちょい下の さまーず・くりぃむ・天素(ナイナイ・雨上がり)・バナナなども地位を築いている

アラフォー以下な その辺の中堅・若手の層の厚さ 凄いな

クイズ番組など見ていると 笑いを取らないでいい場面でガチに当てに行った時
高橋や吉村や斉藤 などは きちんと回答してくる
MC力では 有吉や淳 後藤 なかなかである
ジュニアやバカリ は 笑いの偏差値高いしなぁ
キャラでは 出川が 一時代を作った

いや 好きな芸人さんが出てきてない と 怒るな
多すぎて思い出さんのだ


収拾がつかなくなった
書きたかったのはなぁ ある芸人の笑顔が素敵だなぁ と思ったからなのだ

そいつは イジられた後の「返し」の爆発力で 上がってきた男
そいつがウケるウケないじゃなく そいつが絡んで後輩や仲間が笑いを取った時
画面の隅っこで そいつは 良かったな とニッコリ自然に笑うのだ
それがなんとも素敵なのである
あぁ こいつは 仲間やスタッフから好かれるんだろうなぁ

故に 芸人部門 今年のNo.1は そいつに贈りたい




バイきんぐ 小峠 の笑顔

2016 今年のNo.1 ④ 「各部門賞」その3

<食べ物 部門>

いろいろと美味いものを食わせていただいた一年であった
美味いもんって なんであんなに 幸福感をもたらせてくれるんだろう
世の中の頑張ってる皆さんに感謝である

さてさて 今年 ほぅ と唸った食い物

まずは 中食(惣菜や弁当を買って帰って家で食うこと)の雄 冷凍食品から

味の素の冷凍食品 「餃子」と「唐揚げ」

もはや冷凍食品をナメてはならない 絶品である
中食派のオイラとして 一番評価するのは やはり鈴木敏文が育て上げた セブン&アイ の食品群だが
(過去 セブンイレブンのおでんの大根に 今年のNo.1をあげた)
この味の素の冷凍食品群は それに匹敵する

麺類についても語っておきたい
オイラ 熊本の育ちであるが 麺類と言えばソールフードのラーメンである
桂花・こむらさき・山水亭・味千 などには大変世話になった
(今はもっと有名店があるようだが)

うどんかそばか になってくるとやっぱり西日本 うどんの方が強い
当時 市電は片道25円であった 繁華街に出て腹が減ったら「三笠」か「京屋」でうどんを食った 50円
お分かりか ガキの頃は100円あれば 街へ出て 遊びまわって うどんを食って帰って来れたのだ
無論 素うどんである いや 取り放題のネギを山盛りかけて「ネギうどん」と称して食っておった

東京に出て 新宿西口で「三国一」うどんを食った時にはぶっ飛んだ
なんだ この コシの強さは うどんとはかように高級食品であったのか
卒業旅行で悪友たちと四国一周した時に香川で食ったうどんも素敵であった

いや ダラダラと駄文を書き連ねた理由は 今年の大賞もうどんであるからだ

丸亀製麺 タル鶏天ぶっかけ(冷)

この完成度は凄い
うどんのコシ 出汁の品格 何より鶏天のボリュームと味 絶品である
夏季限定なので今はやってないがな この夏 オイラを仰天・魅了した このうどんに今年のNo.1を捧げる



< TV 部門 >

TVはなぁ 録画予約を片っ端からしていって 空いた時間にゆっくり見る
CMを飛ばしたり 倍速で見たりすると 同じ時間で倍以上のものが見られるからなぁ
1時間で 2〜4時間分の番組が見れたら 1日が30時間あるようなもんだ
更には 画面分割して TVゲームしながら番組見ると 1日が1日半あるような気がする

おいおい プータローは 時間が異常にたっぷりあろうが そんな使い方したら 持て余さんか … と聞くか?
本を読みたいんよ 本や雑誌・新聞を読むときには没頭したいんでな
更には趣味のウォーキング 街歩きや公園散歩 これをやるためには TVの前にいるわけにはいかん

そんなオイラだが 必ず リアルタイムで TVの前に寝そべってみていた番組がある

「 真田丸 」 (NHK)

今年の大賞はこれである
三谷幸喜はさすがだな 今の日本で一番脂が乗り切っている脚本家ではないか
草刈正雄の真田昌幸なんて 彼の人生の代表作になったんじゃないか
小日向文世の秀吉もなぁ さすがである この人は上手いなぁ
今まで秀吉というと緒形拳か竹中直人のイメージであったが 今後は小日向が秀吉の標準になるんじゃないか
三谷の大好きな大泉洋を ずっと大泉らしくない使い方をし続けたのも凄かった
堺雅人も 半沢直樹・古美門研介に続く代表キャラを作れたしなぁ

いや 満腹でした
録画保存している総集編 いつか ゆっくり浸ってやろう

大賞から書いてしまったが 準大賞も紹介していく

「吉祥寺だけが住みたい街ですか?」 (テレビ東京)

週末の深夜 この ゆったりした世界観好きだったなぁ
大島美幸と安藤なつ w主演の 街の魅力を伝える番組だった
フィクションとノンフィクションの混在したような番組でなぁ 続編を期待する
大丈夫だ 原作のマンガはまだ続いておる いくらでも作れるぞ

バラエティーからは 安定の
「アメトーーク」 (テレビ朝日)
「月曜から夜ふかし」 (日本テレビ)
「こじらせナイト」 (フジテレビ)


娯楽・教養部門?からは
「ブラタモリ」 (NHK)
「NHKスペシャル」 (NHK)
「プレバト」 (TBS)

素敵でした

なに? 逃げ恥じ はどうした?ってか
すまん 録り溜めしておるが まだ見ておらんのだよ 許してくれ
2016年 今年のNo.1 ③「各部門賞」 その2
ランダムに乱れ打ちしていきたい

< お店 部門 >

1日 6,300歩以上歩く を目標にしている
引っ越してすぐ 部屋の前にマンションが建ってしまい 日当たりの悪いこと あぁ… である
この部屋にずっといては病気になる
ナニ? 有酸素運動はボケ防止に良いとな
起きたら即外出することにする

イオンが好きである 特に浦和美園店は「リビング」と称している
天候に関係なく歩き回れるし メシも食える 喫茶店でタブレットも見れる
本屋も電器屋もある トイレに入ればウォシュレットが快便を促してくれる

レイクタウンは「リゾート」と称している
広さたるや ただモンではない ありとあらゆる店がある 歩数を稼ぐのにうってつけである
人造湖を眺めながらお茶をするのも良い 喫煙可のサ店も数多くある
ここのスタバには カフェ店員部門で歴代1位(と勝手に思っているが)というサービスが素敵な
オネエちゃんもおられる

街では 池袋と吉祥寺 公園では光が丘・井の頭・舎人 あたりが好きである

書店は ジュンク堂池袋 電器屋はヤマダ池袋・ヨドバシ秋葉原・ビック ラゾーナあたりがいいな


いやいや雑談が過ぎた
今年一番 世話になった店の話をせねばならない

「コメダ珈琲店」

最近の朝食は ここのモーニングである
イスがゆっくりしているし wifi は強力 タバコも吸える
ここのカウンター席は 実に作業がしやすいのだよ (資格試験の勉強や このブログなど)
今年は そのほとんどをコメダで過ごした
我が家から30分圏内に3店舗もあってな それぞれチケットを買って安く飲んでおるのだ
あちこちの街でコメダを見かけたら とりあえず入ってしまうほどファンなのだよ

よって今年はこの店に No.1の称号を与える


< 女性タレント部門 >

さて ジャンルは飛ぶが 次は女性タレント部門

目下のところ ここは「3強」の 天下でな

1.アナウンサー部門 水卜麻美
2.女優部門 広瀬すず
3.アイドル部門 生田絵梨花(乃木坂46)


水卜麻美については 多くを論じてきたので 今さら何もないが
なんとか 好きな女子アナ 5連覇を達成して 高島彩以来の殿堂入りを果たして欲しい
それ以降は 人気など気にせず 常駐太陽としてサンサンと太陽光を降り注いでい続けていただきたい

広瀬すず は 評価的には分かれるんだろうなぁ この子が苦手な方も多かろう
正月のスポーツ紙で 清純派の広瀬すずに初熱愛発覚 てな記事が載っておったが
チャンチャラおかしいな
このヤンチャなクソガキが清純派であるはずなかろうが
あの「焼きそば 一平ちゃん」のCM を覚えているか 卑猥だと放映中止に追い込まれた名作だ
(「全部出たと?」が別のことをイメージさせるそうな)
しかし このCMこそが彼女の本質である いいじゃないかエッチでも
ガキの頃は みんなも頭ん中エロいことでいっぱいだったろうが
この自然児は決して清純派などではない いいではないか それで
この子が画面に現れるだけで ワクワクさせてくれる

生田絵梨花は不思議なお嬢様である
ビジュアル的には 白石麻衣や西野七瀬には決してかなわない
スィッチがOFFのときには 素通りしてしまうほどの存在感のなさである
ただ一転 スイッチがONになったとき この子はその空間を支配してしまう
指原莉乃が化け物なら この子は怪物である
天然の天才児 それ以外の表現が見つからない
弱点は 突っ込まれて輝くタイプなんでな バナナマンの設楽がいれば輝くんだが
それ以外でこの子を上手に突っ込んでくれる人が現れないと OFFのまま終わっていくのかも知らんなぁ

三人に共通するもの それは 画面に現れるとなんとなくワクワクさせてくれることである
それは 凄いことなんだ
異論はあろうが・・・
2016 今年のNo.1 ② 「各部門賞」その1
さてさて どんどん続けていきたい

< 本 部門 >

今年も 様々な本に 心を潤わせていただいた
人類の文明に 書物 というものを残してくださった先輩方に心より感謝申し上げる
いや 言葉や文字 紙や印刷技術 電子書籍技術 いろんな文明を有難うございましたである

いろんな本があったんでね 1冊だけ選ぶのは難しいなぁ

池上彰佐藤優の情報は 教養の塊で面白いしなぁ
宮部みゆきの筆力は 現在の日本の第一人者だと思うし・・・

ちなみに 今年よく読んだのは 伊坂幸太郎 であった
ヤンチャな文章であるが 売れているのはよく分かる
「ゴールデンスランパー」「砂漠」「チルドレン」・・・

柚木麻子も面白い
「ランチのアッコちゃん」「3時のアッコちゃん」「私にふさわしいホテル」・・・
恩田陸貴志祐介朝井リョウもなぁ

ただ文学の世界で一番乗っているのは 先ほども書いたが 宮部みゆき
「火車」ではぶっ飛んだが 筆力の高さをまざまざと感じさせられたのが 三島屋変調百物語シリーズである
「おそろし」「あんじゅう」… (まだ3巻目の「泣き童子」4巻目の「三鬼」は読めておらんが)
すまん その他の作品も含めると 今年は 伊坂より完全に宮部にはまっておった


マンガの世界で考えてみる

「吉祥寺だけが住みたい街ですか」 (マキヒロチ)
「ひとり暮らしのOLを描きました」 (黒川 依)
「恋は雨上がりのように」 (眉月じゅん)


それぞれに味があり面白かった




視点を変える

日経MJ という新聞がある
そこの金曜版に 本の売り上げランキングが載っている
本屋大賞や芥川賞・直木賞の受賞作品は タイムリーに1位を獲得している
慎太郎の「天才」も強かったし 東野圭吾や宮部みゆきなど人気作家も新著を出せば1位を取る

ただ 本屋大賞も直木賞・芥川賞も取っていないのに この一年 ず〜っと5位か6位に居続けた本がある
その時々で 1位が変わっても 数ヶ月でランキングが総変動しても この本だけは 5位か6位にいるのである
ある意味 この本が一番強かったんじゃなかろうか

「君の膵臓を たべたい」 (住野よる)

なかなか面白かった 新しい才能を感じた
ただ 彼の(彼女の?) 2作目3作目も売れてはいるんだがなぁ
この本以外はピンとこない

ピンと来ないし 宮部みゆきの方がはるかに上ではあるが 今年の一瞬の煌めきに免じて
この本を今年のNo.1とする


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